何曜ロードショー: ピンクパンサー

新作劇場公開作品や、DVDで観た感想を、イラストを交えて気まま記した、映画ブログです。http://mov.ad-g.tv/

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    ピンクパンサー


    今日のイラストはスティーヴ・マーティンさん

    サッカーのフランス代表コーチ、グリュアンは、
    チームを勝利に導いた試合の直後に、
    毒矢で刺されスタジアムで絶命した。
    しかもそのパニックのさなか、
    グリュアンのダイヤモンドの指輪
    “ピンクパンサー”も持ち去られてしまう。

    国中が注目する事件の捜査をドレフュス警視は
    マスコミに捜査妨害をされては困る理由で、
    どうしようもないダメ警官を担当につけ
    マスコミをかく乱し、
    その隙に捜査を進展させようと考えた。

    どうしようもないダメ警官として選ばれたのは、
    ジャック・クルーゾー。

    このことにより、彼は警部に昇格。
    自分がダメ警官として選ばれたことなど
    知る良も無いまま、
    全力で事件解決に意欲を燃やすのであった。


    これも観てきました。
    「ダ・ヴィンチ・コード」よりほんのちょっと前に。

    サッカーのフランス代表コーチ、グリュアンは、ってサイトの説明なんかで書いてあるけど、どう考えても監督の様な扱いちゃうの?ってしょーむないコト考えながら、スティーヴ・マーティンさんの似顔絵書いてました。

    「ダ・ヴィンチ〜」との共通点が多々ある映画でしたが、内容は「ドリフの大爆笑」的なドタバタコメディ。なんて書かなくても、有名ですから誰でも知っていますね。

    多分「ダ・ヴィンチ〜」や「海猿」のチケットが買えなかった人達が、観に来ていたのでしょう、そこそこ入っていました。でも、はじまるまでは、何だかがっかりした顔立ちのお客さん方。でも、映画が始まると、あちこちでみんな大笑いしている。なので、一緒になって大声で笑ってました。声を出して笑うのは気持ちがいいものです。「Mr.&Mrs.スミス」の時とは大違いでした。

    おなじみのキャラクターアニメのオープニングは、しっかり懐かしいテーマ曲がそのまま流れ、映画に引き込んでいってくれます。が、クルーゾー警部のアニメは今回の主演、ステーヴ・マーティンさん風になっています。

    「ダ・ヴィンチ〜」との共通点ってのはフランスでのロケや、ちっこいダイムラーのスマートという小型自動車、それに、ジャン・レノさん。

    な〜んて、あほな共通点ですが、このジャン・レノさんがくせモノなんですね。といっても、映画の中で悪者役っていう意味ではなく、彼が脇役にいると、主役が影の薄いものになってしまう。っていう現象が起こります。「グラン・ブルー」なんて、主役のジャン=マルク・バールさんをすっかり存在感のないものにしてしまっていましたし、「GODZILLA ゴジラ」でもマシュー・ブロデリックさんはどこへやらっ…てな具合で、本人さんが主役なら問題ないのですがね。

    しかし、この映画は違いました。
    スティーヴ・マーティンさんがやっぱり凄いのでしょう、ジャン・レノさんの押しの効いた存在感が、ふんわり柔らかく(そういう役柄なんですが)主役を押しのけることなく自然でした。アホなダンスも見せてくれますけど…。

    脇を固めるアクターたちも、ケヴィン・クラインさんやビヨンセ・ノウルズさん、「Dear フランキー」のお母さん役だったエミリー・モーティマーさんなど豪華なキャスト。
    だからって訳ではなく、やっぱり、スティーヴ・マーティンさんのスラプスティック・コメディのセンスが光るところなんでしょうね。

    どうしても、オリジナルのモノと比べられてしまいます。クルーゾー警部は、ご存知ピーター・セラーズさんでしたが、マーティンさんもセラーズさんに引けを取らないキャスティングだと思います。多分他の役者さんには無理でしょう。他に思い浮かびません。

    おバカっぷりはいつものマーティンさんの映画に比べると200%をぶっ飛んでいます。
    「サボテン・ブラザース」なんかは近いおバカっぷりですが、クィーン・ラティファさんとの共演の「女神が家(ウチ)にやってきた」などは、知的な感じのコメディで、観ていていい気分にさせてくれる、最高な作品。この2作品は特にお薦め。「サボブラ」は入手困難なので、レンタル屋でみつけたら、即借りることをおすすめします。

    また、オリジナルの話にもどりますが、第1作「ピンクの豹」はクルーゾー警部が主役ではありません。脇役だったんですね。デヴィッド・ニーヴンさん扮する怪盗ファントムが宝石“ピンクパンサー”を狙うというお話なんですが、クルーゾー警部がすっかりバカボンのパパ状態になってしまって、2作目「暗闇でドッキリ」で主役になり、この時、全てのキャラクターが成立したということです。

    クルーゾー警部は本当におバカで間抜けなんでしょうか?この映画でちょっぴり明らかになります。ジャン・レノさん演じるポントンも、最後にビックリさせられていましたしね。

    間違っても、全編ピンクパンサーのアニメがからんでくる「ロジャー・ラビット」な映画ではないので、オリジナルを知らない人はご注意。

    スティーヴ・マーティンinピンクパンサー

    おバッカっぷり:A+
    10年後心に残る:C++
    再リメイク確率:80%
    ピンクパンサー
    【THE PINK PANTHER】2006年アメリカ映画/シネマスコープ/ドルビーSR・SRD・DTS・SDDS/93分★ショーン・レヴィ監督作品★キャスト:スティーヴ・マーティン/ケヴィン・クライン/ビヨンセ・ノウルズ/ジャン・レノ/クリスティン・チェノウェス/エミリー・モーティマー/ヘンリー・ツェーニー
    ■ストーリー■フランス代表チームが中国代表に勝利した直後、フランス代表を率いるイヴ・グルアン監督が何者かに殺される事件が発生する。そして混乱の中、彼が身につけていた高価なダイヤの指輪“ピンクパンサー”が消えてしまう。捜査を指揮するドレイフェス警視は、意外にもドジなクルーゾー警部を捜査に抜擢する。そうして世間の注目を彼に集中させ、自分はのびのびと捜査を進めて手柄を独り占めにしようという魂胆だったのだが…。









    03:23, Tuesday, May 23, 2006 ¦ 固定リンク

     
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