今日のイラストはサンドラ・ブロックさん 彼女がクレジットの最初にあるので先に描いていましたが、彼女が主人公ってワケではありませんね、この映画。 コメディとかが多いので、笑っている顔の方が、印象深いのですが、この映画は、コメディじゃないので、シリアス路線で描いておいたのですが、正解でした。 ピリピリした差別発言をする、検事の奥さん役。 まぁ、黒人の強盗に襲われて、クルマを盗まれるんだから、仕方ないといえば仕方ないですが。 こんな感じの顔でやっておられました。 映画を観てからだったら、マット・ディロンさんを描いていたでしょうね。 登場人物、全員が主人公の映画です。 「ラブ・アクチュアリー」のようなストーリーで観せる映画なんですが、内容はまったく違って、すこぶる重いです。 でも、そんなに堅苦しく観る感じじゃないので、結構スムーズにストーリーには入り込めました。 ドン・チードルさんが制作に名を連ねているだけのことはあります。この映画のテーマの重さが伝わってきます。 差別がどこから来るものなのか。 ここに描かれている登場人物が、何らかのカタチで、差別を体験していきます。 アメリカの差別の現状がどうのとか、考えるべき映画ではなく、日本人としては、その差別の権限にあるものを考えてみるべきではないのでは、と思う内容でした。 国が違えばその辺の考え方も、大きく違ってくるので、正しいものなんてないのかも分からないけれど。 人種が違う、宗教が違う、そういう状況が差別を生むのではなく、相手のコトをしっかり理解しようと努力するコトが出来ていないので、起こってしまうのだろうか。 人の話に聞く耳を持つかどうか、そういう部分もそのうちの要素のひとつだけど、潜在的に疑ってかかるので、人の話に耳を傾けない。 相手の話を聞くことによって、理解しあえる部分は多分にあると思うし、理解しようと努力する心も重要でしょう。 それを、人種や宗教が違うからって、拒絶したり、無視したり、そんな感じで言い逃れしているだけなのかも分かりませんね。 そういう風に考える方が楽だし、自分に責任が無いと感じることが出来るのかもね。 自分が自制できるか、人を信じようとする心が持てのるか… そう言った部分をしっかり、一人ひとりが心に刻めば、差別なんて起こらないのではないのか? 摩擦も差別も偏見も戦争もなくなってしまうかも分からない。 テクノロジーの発達した現代で、人類が次に進化できるとしたら、そう言った心の部分にほかならないと考えたりします。 父親の病気を思う心が、黒人のクリニック受付けの態度おかげで、差別に的な行動をとってしまうライアン巡査。 この映画で一番、印象に残ったのは、彼でしょうか。マット・ディロンさんが熱演しています。 ささいなコトが引き金になって、ムシャクシャした気持ちのやり場のなさが、不当な行為に及んでしまう。 しかし、根っからの悪モンではない彼は、後のシーンで、その時不当な扱いをした黒人女性を必死に助けようとします。 極限状態で人種を越えて、その女性に信頼感を与えシーンは、この映画での見せ場だと思います。 2つある抱き合うシーンが、人と人との信頼感を増幅させているように思わせる演出に感じられました。 ライアンの相棒だった正義感に燃えているハンセン巡査は、ライアンが差別主義者と知って、彼とのコンビを解消。しかし、彼は結局、人を信じることが出来ずに、友達の黒人ピーターを射殺してしまう。 友人でありながら、そんな彼を信頼できなかった、潜在意識の中の差別が表面化したようにもとれる場面でもあり、正義を唄っている人が、本心で言っているのか?確たる証拠は本人すら分からなかったりするのでしょう。こういうコトは誰にでもありうるし、考えさせられるシーンでした。 全ての人達が、何らかのカタチで結ばれている… 差別による連鎖、 感情のクラッシュがおりなす人間模様。 善良な人でも、犯罪者に成りえる 可能性を秘めている 根っからの悪人なんて存在しないのかも知れない。 そんな風に、感じさせてくれた映画です。 悪いヤツらは、オカマをほられて クラッシュって感じでしょうか。 結局、最後まで最悪の悪者は 中国人だけだったんだけど。 そう考える自分は小さいなぁ 2005年アカデミー | ![]() テーマの重要性:A++ |
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クラッシュ
00:28, Wednesday, Jul 19, 2006 ¦ 固定リンク







